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2007秋 新製品発表会レポート @marantz恵比寿ショールーム marantz編 |
![]() ![]() 今回の発表会におけるB&Wの主役はブランド誕生40周年のアニバーサリーモデルの"SignatureDiamond"です。昨年のインターナショナルオーディオショウでサンプルが公開されたものの具体的なリリースの案内がないまま半年以上が経過してしまいましたが、この度正式に価格、受注開始時期も発表となりました。また、今回は既に公開されていた"White"に加えて、もう一色の"WAKAME"も公開されました。文字通りやや緑がかった色に塗装された木目がワカメに似ていることからエンジニアがワカメと名付けたそうです。 音響的な設計をB&WのシニアエンジニアであるDr.ジョン・ディブが担当。彼は今年でB&Wに在籍して20年となります。この間、彼はB&Wの主要製品の音響デザインを担当し、25周年、30周年を記念するSilverSignature、Signature30も彼の手によるものです。 ジョン・ディブ博士と共にこのSignatureDiamondを創り出したのが英国のインダストリアルデザイナーの重鎮、ケネス・グランジ卿です。彼は1976年にDM6をデザインして以来数多くのスピーカーをB&Wの為にデザインしてきました。先述のSilverSignature、Signature30に加え、"Nautilus"もグランジ卿がデザインしたものです。N800シリーズ以降の製品はモートン・ウォーレンによるデザインですが、40周年記念モデルを製作するにあたって再びこの2人によるコラボレーションが実現しました。 SignatureDiamondのコンセプトは最高の2ウェイスピーカー。スタジオモニターとしては800Dを始めとする800シリーズがありますが、コンパクトで家庭内での使用に適し、アニバーサリーモデルを名乗るに相応しい意匠を纏ったスピーカーと言えるでしょう。 ![]() ウーファーはこのモデルの為に新開発。180mmのウォーブンケブラーコーンウーファーです。クロームメッキされた真鍮製のフェイズプラグを備えます。コーンの振幅によりボイスコイルとポールピースの間で発生するエアーノイズが大幅に低減されています。クロスオーバーネットワークは最近のB&Wのモデルと同様にトゥイーターにコンデンサー1個、ウーファーにコイル1個という非常にシンプルな構成となっています。もちろん使用される素子はジョン・ディブ博士による音質検討の結果選ばれたものです。このようなシンプルなネットワークが使用できるのもユニットの特性が非常に優れたものであるという証明と言えます。 ![]() バスレフポートは正面下部の開口部に下向きに配置。形状はディンプル付きのフローポートです。端子やケーブルがゴチャゴチャすることを嫌いスピーカーターミナルは底面に備えられています。 短時間の試聴でしたが、オリジナルノーチラスを彷彿とさせる(あるいは比肩する)完璧な空間表現が印象的でした。ただ音楽を聴くことだけに没頭できる、スピーカーの一つの理想形と言えるかもしれません。必要確かにこれ以上の2ウェイスピーカーは思いつきませんね。800Dや801Dと競合するスピーカーではありませんからスペースと予算が許せば両方所有したいところですね。 気になる価格は\2,730,000/pairです。全世界で各色500pairの限定生産ですので高額なスピーカーではありますが驚くほど高いパフォーマンスに使い易いサイズ、そしてミニマルかつレトロモダンな雰囲気を持ったデザインと非常に魅力的な製品ですから意外に早く完売してしまうかもしれません。9月より受注を開始。先着順での納品となりますので早く入手したい方はお急ぎ下さい。実際に製品をご覧になりたい方は10月のインターナショナルオーディオショウに行かれるとよいでしょう。 ![]() ![]() ![]() その他、685、686のブックシェルフ2モデルが先行して発売されていたew600シリーズのフロア型がお目見え。"683"は600シリーズでは初となるFST(Fixed Suspension Transducer)ミッドレンジユニット搭載の3ウェイ4スピーカー・バスレフ型。"684"は珍しい2つの黄色いケブラーコーンウーファー備えた2.5ウェイ3スピーカー・バスレフ型です。価格はやや下がりますが、パフォーマンスは703、704に匹敵すると言います。CM7とはデザインのテイストも異なるので選ぶ楽しみが増えそうです。 |