homemailB&W.global homebw800.comB&W.jpmarantz.jp
704



Specifications



Tuning/チューン
低域の遅れやスピード感の不足、タイミングの揃わないアンサンブル、口先だけで体の響きが感じられないヴォーカルなどの不満点を解消し、ヴェールの取れた自然な再生音を実現します。

ミドルレンジにおけるベストセラーとなった704をさらにブラッシュアップ。”スピーカーの音”ではなく音楽そのものの魅力をより深く感じて下さい。705と同様にゆとりを感じさせる低域と、鳴りっぷりの良さが特徴です。強調感を伴わない自然な再生音はピュアオーディオのみならず、ホームシアターにも最適です。スピーカーの存在を忘れて物語の世界へさらに深く没入できることでしょう。




Impression/お客様の評価
704チューン仕様を試聴されたお客様のコメントまとめました。

704はどちらかとモニター調のカッチリした音のするスピーカーという印象を持っていたのでチューン仕様を聴いたときには肩透かしをくったような感じがしました。チューンという言葉からもっとカリカリのオーディオ的な音になっているのではないかと創造していたのですが、実際に出てきたのはしなやかでリラックスして聴けるサウンドでした。リーズナブルな価格からは考えられないほど情報量が豊かで解像度も高い。

ムターとプレヴィンの夫妻によるモーツァルトのピアノ三重奏曲集を聴きましたが弦、ピアノの倍音が美しく繊細。ヴァイオリン、チェロ、ピアノがそれぞれしっかりと主張しながらも混濁しない。他のスピーカーで聴くと混濁して曖昧になりがちな箇所もクリアに聴き取れて新鮮。そしてなによりの魅力は空気感。現場の雰囲気まで感じられるリアリティは凄い。

「ビックリしました」。B&W704の音はでも何度か聴いていたのですが、ゴトウのチューン仕様はまるで別のスピーカーのようでした。

一音目が出てきた瞬間から音の存在感が違う!オリジナルの704の音は高解像度、低歪でスッキリした感じの音ですが、歪が少ないために低域が少々軽い感じがします。(ハイエンドのアンプであれば低域もしっかり出るという噂もありますが、庶民には手がでません・・・)その為にどうしても力感、存在感が希薄な感じがしていたのですが、チューン仕様を聴くとそんな印象はどこかへ吹き飛んでしまいました。

ヴォーカルの存在感、音場の立体感が増し、ウッドベースの唸りまでもが見事に再現されています。ただ低域が出ていれば良いというわけではなく、音楽性を犠牲にせず 『好き嫌い』という次元ではなく、あくまでも自然体の音を志向する。そういうお店の思想がよく現れていると感じました。

費用も高級アンプに買い換えることを思えば比較にならないほどにリーズナブル。704にハイエンドのアンプを合わせることを思えばはるかに現実的ですね。そして他人とは違う物を所有する喜びも格別です。納品が楽しみです。早く自宅で聴きたい!


Technical Specifications/仕様